古典ねこ落語
発売日
2024年12月05日
判 型
B6変型並製
ISBN
978-4-569-85836-4

古典ねこ落語

著者 立川 志らく監修
伊藤 カヅヒロ漫画
主な著作 『師匠』(集英社)
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 本来、落語家の噺を”聴いて”想像を膨らませて楽しむ落語。しかし本書ではあえて猫に擬人化させて全ページ漫画の”見て”楽しむ落語!



 笑いと人情が詰まった、人気の5つの演目を大胆に猫で漫画化!

 《本書の構成》
●初天神(はつてんじん)
●粗忽の釘(そこつのくぎ)
●死神(しにがみ)
●目薬(めぐすり)
●文七元結(ぶんしちもっとい)

 ――猫には元来、人間のような表情はない。その猫が喜怒哀楽を表わす。だから感情移入してしまうし、その世界が広がっていくのである。本作は落語未経験者も落語マニアも、さらに本職の落語家にも、是非一読してもらいたい作品です。――(監修 立川志らく「はじめに」より抜粋)

 本来、落語は、聴いて楽しむもの。落語家のしゃべりそのものが全てという世界観。その分、聞き手は自由に想像を膨らませられるし、同じ演目でも落語家によって、タイミングによって変わってきます。

 しかし、本書ではあえて漫画で表現。読んで楽しむ落語に挑戦しています。まだ落語を聴いたことがない人だけでなく、落語通の方にも楽しんでいただけるよう、せっかくなので登場人物は全員、猫に演じてもらいました。