書籍

- 発売日
- 2021年12月02日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-90177-0
邪馬台国とヤマト建国の謎
著者 | 関裕二著 《歴史作家》 |
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主な著作 | 『古代日本人と朝鮮半島』(PHP研究所) |
税込価格 | 968円(本体価格880円) |
内容 | 北九州で出土された鏡は卑弥呼の鏡? 弥生時代の鉄器が近畿ではなぜ少ない?――最新の邪馬台国研究を踏まえて日本誕生の謎を探る! |
卑弥呼のついたウソがわかれば、邪馬台国論争は終焉する。
倭国の女王・卑弥呼は、魏の使者の邪馬台国訪問を、あらゆる手段を講じて、妨害していたのではないか。
邪馬台国から朝鮮半島に続く道は、古代の流通と外交上の要衝であった。ところが対馬、壱岐を経由して九州島の末盧国にたどり着いたあと、「魏志倭人伝」には不思議な記事が載る。
末盧国には四〇〇〇余の人家がある。山海のまぎわに棲んでいる。草木が茂り、前を行く人も見えないほどだ。(中略)東南に陸路を進むと、五〇〇里で伊都国に到着する……。
末盧国から伊都国に向かう重要な道が獣道よりもひどかったという話、にわかには信じられない。ここは、船を利用するべきだったし、普段の倭人は、そうしていたはずなのだ。
最後の最後で、船を使えぬ重大な理由があったのではないか……。
文献と考古学から最大の古代史ミステリーに迫る!
文庫書き下ろし。
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