文蔵2022.5
発売日
2022年04月18日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90207-4

文蔵2022.5

著者 「文蔵」編集部編
主な著作 文蔵2022.1・2』(PHP研究所)
税込価格 825円(本体価格750円)
内容 【特集】思わず応援したくなる! 「ヘタレな」主人公が愛おしい【連載小説】高嶋哲夫「首都襲撃」/坂井希久子「セクシャル・ルールズ」/あさのあつこ「おいち不思議がたり 夢路篇」/諸田玲子「麻阿と豪」ほか



 【特集】

 思わず応援したくなる!

 「ヘタレ」な主人公が愛おしい

 インタビュー 宮部みゆき 未熟な少年が一人前になるまでを描きたい

 【ブックガイド】泣き虫、人見知り、不器用……主人公から目が離せない小説30選…大矢博子

 
●謎を解くヘタレ探偵たち/引きこもりや諦めからの脱出/欠点があるから成長できる/気弱とボンクラは江戸の華

 【新連載】
●宮本昌孝 松籟邸の隣人1 はじまりの夏(前編) 政治家の別荘が並ぶ大磯で育つ少年・吉田茂と、不思議な隣人の物語。

 【連載小説】
●高嶋哲夫 首都襲撃3 ジョンとともに捜査を進める明日香だが、さらなる事件が起きてしまう。
●坂井希久子 セクシャル・ルールズ6 ぬいぐるみに仕掛けた録音機が見つかり、耀太は麻衣子に責められる。
●あさのあつこ おいち不思議がたり 【夢路篇】11 おいちは、おろくの娘お通が石渡塾へやって来た理由を聞き、心底驚く。

 【話題の著者に聞く】
●宮西真冬 『彼女の背中を押したのは』生きづらくても居場所を探している人を書きたい
●佐野広実 『誰かがこの町で』どこでも起こり得る“同調圧力”の恐さを描いて
●永井みみ 『ミシンと金魚』高齢者の方々の「きらきらした言葉」を残したかった

 【感動の最終回】
●諸田玲子 麻阿と豪(終) 豊臣家が滅び、家康も死んだ。気力を失った豪の許に現われたのは……。