戦争というもの
半藤一利の“最後の原稿”、待望の文庫化! 昭和史研究の第一人者が、太平洋戦争について、日本人に伝え遺したかったこととは――。
- 税込価格
- 924円(本体価格840円)
- 発売日
- 2025年07月02日
- 判型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-90503-7

Content
戦争中に発せられた、十四の名言から、あの戦争を考える――
〈九十歳の爺さんがこれから語ろうとするのは、そんな非人間的な戦争下においてわずかに発せられた人間的ないい言葉ということになります。いや、全部が全部そうではなく、名言とはいえないものもまじりますが、それでもそこから将来のための教訓を読みとることができるでありましょう。〉(本書「まえがき」より)
昭和史研究の第一人者が、どうしても伝え遺したかったこととは
●一に平和を守らんがためである(山本五十六)
●バスに乗り遅れるな(大流行のスローガン)
●理想のために国を滅ぼしてはならない(若槻礼次郎)
●大日本は神国なり(北畠親房)
●アジアは一つ(岡倉天心)
●タコの遺骨はいつ還る(流行歌「湖畔の宿」の替え歌)
●敗因は驕慢の一語に尽きる(草鹿龍之介)
●欲しがりません勝つまでは(国民学校五年生の女子)
●太平洋の防波堤となるのである(栗林忠道)
●武士道というは死ぬ事と見付けたり(山本常朝)
●特攻作戦中止、帰投せよ(伊藤整一)
●沖縄県民斯く戦へり(大田実)
●しかし― 捕虜にはなるな(西平英夫)
●予の判断は外れたり(河辺虎四郎)
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