静かな夜はあの歌と
発売日
2026年06月01日
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判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90581-5

静かな夜はあの歌と
一曲一曲に刻まれた、六十二篇の回想録

著者 藤原 正彦著 《お茶の水女子大学名誉教授》
主な著作 美しい日本の言霊』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 あの名曲はなぜ日本人の心に響くのか。数学者が歌の背景や時代の空気を丁寧にひも解き、私たちが忘れかけていた誇りや美徳を綴る。



 270万部の大ベストセラー『国家の品格』の著者であり、歌謡曲を愛する数学者でもある藤原正彦氏による、珠玉のエッセイ集。

 藤原氏自らが明治から昭和期の歌謡曲や詩歌を厳選し、その詩やメロディに対する思い出と、これからの行く末を感慨深く綴ったものである。切々たる恋の記憶、いつも笑っていた若い日々。父が風呂場で歌ったヒットソングや、母が台所で口ずさんだメロディ。

 藤原氏の父・新田次郎、母・藤原てい両氏の愛唱歌とともに、その人となりが目に浮かぶような、身近に感じさせる「身内の」エピソードが満載!

 誰もが口ずさんだ童謡・唱歌『ぞうさん』『たきび』『ふじの山』『花』から、時代を彩った昭和のヒット曲『なごり雪』『秋桜』『別れの一本杉』『学生街の喫茶店』まで、幅広いジャンルを網羅し、収録している。月刊誌『サライ』で大好評を博した連載エッセイに大幅加筆し、昨今の「昭和歌謡ブーム」を大いに盛り上げる充実の1冊となっていること間違いなし!

 人間の限りある命と「別れ」は不可分であり、だからこそ私たちは惜別の念と共に、豊かな情緒や文化を育むことができた。

 たとえ時代は変わっても、歌は生き続ける。

 日本の詩歌に込められた万感の思いと、失われたものが喚起する力を、著者が圧倒的な熱量で読み解く、思い出深い昭和歌謡にまつわる決定版エッセイ集。