流浪の王女は神獣を駆る
発売日
2026年09月07日
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判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90603-4

流浪の王女は神獣を駆る

著者 喜咲 冬子著 《作家》
主な著作 『華仙公主夜話』シリーズ(KADOKAWA)
税込価格 1,089円(本体価格990円)
内容 神獣の雷が、中原の大国・枢の王城を消し去った。逃げ延びた王女の運命は、記憶をなくした異民族の少年との出逢いを契機に動き出す。



 これ以上、なにも奪わせてなるものか。

 中原に覇を唱える大国「枢」の第八王女・蘇璃は、父王の即位四十年を祝う宴の直前、弟と共に母から「逃亡」を指示される。訳も分からず蘇璃が城を出た直後、紫色の雷が閃き、威容を誇った王城が、跡形もなく消え失せて――。

 母の遺命に従い辺境に向かった蘇璃が出逢ったのは、記憶をなくした異民族の少年・イソル。献身的な侍従らと、高度な薬の知識を持つイソルに支えられ、ひとまずの安寧を得た蘇璃だが、やがて彼女のもとに、雷を逃れた大将軍・魏剛の魔の手が迫る。

 果たしてイソルは何者か。なぜ母は、雷を予見できたのか。叔父・魏剛の野望とは。そしてそもそも、あの雷の正体は……。数多の謎に囲まれながら、次第にイソルと惹かれ合い、民の希望を背負う王女へと成長していく王女の数奇な運命を描く、疾風怒濤の中華ロマンスファンタジー。