人名事典

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桑子敏雄

(くわこ・としお)
1951年群馬県生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。同大学大学院人文科学研究科哲学専修課程博士課程修了、文学博士。南山大学文学部助教授、ケンブリッジ大学客員研究員、ロビンソンカレッジ・バイフェローを経て、現在、東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。環境・生命・情報の問題にかかわる価値の対立、論争、紛争を分析し、解決のための合意形成プロセスを提案するとともに、問題解決のための知的資源として、日本・東洋・西洋の思想を活用することに研究の焦点を当てている。

著書に『エネルゲイア』(東京大学出版会)、『気相の哲学』(新曜社)、『空間と身体』(東信堂)、『環境の哲学』(講談社学術文庫)、『西行の風景』『感性の哲学』『理想と決断』(以上、日本放送出版協会)などがある。

(データ作成:2003年)