人名事典
関沢英彦(せきざわ・ひでひこ) |
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一九四六年東京都生れ。慶應義塾大学法学部卒。博報堂生活総合研究所所長。 六九年、コピーライターとして入社。八○年まで、博報堂を代表するコピーライターとして活躍。電通の藤岡和賀夫氏が「少衆論」を提唱したのと時を同じくして、ほぼ同じコンセプトで『「分衆」の誕生』(日本経済新聞社、85年)を説いた。一世を風靡した「生活予報」の仕掛け人でもある。九六年は“三十代女性雑誌”が流行ったが、関沢氏によれば、「八○年代のように読んでいる雑誌でその人のライフスタイルが分かるというようなことはなくなる」とか。“分衆”の成熟過程をじっと見つめる。 著書に『生活の好奇心』(日本経営者団体連盟広報部、93年)など。 |
(データ作成:1998年) |