書籍

- 発売日
- 2009年11月11日
- 判 型
- A4判変型並製
- ISBN
- 978-4-569-25005-2
新版 名城を歩く 3
金沢城
著者 | 西ヶ谷恭弘監修 《日本城郭史学会代表》 |
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主な著作 | 『名城の日本地図』(文春新書) |
税込価格 | 628円(本体価格571円) |
内容 | 加賀百万石・前田利家が残した名城。金沢城に附属してつくられた兼六園は、名庭園としても有名。周辺の城もあわせて紹介する。 |
「加賀百万石」として知られる金沢城。そもそも織田軍団との関係が深い。羽柴秀吉と柴田勝家の織田家跡目争いであった賤ヶ岳の戦いで、前田利家の裏切りにも近い退陣で柴田勝家は壊滅的な敗北を喫してしまう。秀吉により、利家は尾山城を与えられ、その後加賀百万石の繁栄は、明治まで続くことになる。
徳川時代は外様大名ゆえ、その恭順を示すために天守らしい天守をもたなかったといわれる。そのため、見どころは石川門、三十三間長屋、二の丸であり、石垣や堀などは利家・利長親子の築城当時をしのばせるものがある。また、櫓や門などの建造物の屋根は、他に例をみない鉛瓦、壁は海鼠壁、窓は唐破風付出窓として、格調の高さと優美さを兼ね備えている。
さらに、金沢城といえば兼六園。水戸の偕楽園と岡山の後楽園とともに日本三名園の一つ。城下の長町武家屋敷跡などと並んで、歴史散歩にはうってつけのエリアといえる。
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