書籍

- 発売日
- 2010年02月09日
- 判 型
- A4判変型並製
- ISBN
- 978-4-569-25011-3
新版 名城を歩く 9
江戸城
著者 | 西ヶ谷恭弘監修 《日本城郭史学会代表》 |
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主な著作 | 『東京近郊の名城・古城』(PHP研究所) |
税込価格 | 628円(本体価格571円) |
内容 | 太田道灌が築いた平山城。家康の入城後天守群を造営していく。江戸、明治と日本の近代を象徴する城。周辺にも歴史的な見どころ満載。 |
江戸城は、日本の近代を象徴する城である。もともとは室町時代中期に太田道灌が台地の要害に築城したことから始まる。現在のような皇居一帯を城の内としたのは、徳川家康からである。縄張を担当したのは、築城の名人藤堂高虎。工事期間は最終的に完成するまでには、家康の孫の三代将軍家光の代まで続き、三十数年を要した。
日本の城郭としては、空前絶後の威容を誇った。幕末になり、江戸城総攻撃の危険もあったが、勝海舟と西郷隆盛の会談により総攻撃は回避され、明治元年(1868)に一五代将軍の慶喜が江戸城を明け渡したことは劇的な無血開城としてあまりにも有名である。江戸城開城後、明治天皇が京より行幸し、東京城と改められる。以来、皇居となっている。
観光名所である上野公園、谷中、神田、日本橋、両国など、東京の歴史散歩は、江戸時代以降の日本の歴史を学ぶ旅にほかならない。
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