最新宇宙論と天文学を楽しむ本
発売日
1999年11月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57299-4

最新宇宙論と天文学を楽しむ本
太陽系の謎からインフレーション理論まで

著者 佐藤勝彦監修 《東京大学教授》
主な著作 「相対性理論」を楽しむ本』(PHP研究所)
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 星や銀河の天文学的な話から物理理論の最新情報まで、キーワード別にやさしく解説する画期的入門書。知識欲も好奇心も大満足の一冊!



 常夏のハワイで、唯一雪が降るハワイ島のマウナケア山。冬には氷点下にまで気温の下がるこの場所こそ、日本の国立天文台が完成させた、世界最大直径の一枚鏡を持つ「すばる望遠鏡」が、はるか遠くの宇宙を観測している場所です。 天文学は、この「すばる望遠鏡」をはじめ、世界各国の最新望遠鏡の発達により、より詳しい宇宙の姿を明らかにしてきました。 また、アインシュタインが道を拓き、ホーキング博士などが研究を続ける量子宇宙論も、まったく未知の世界であった宇宙創成や宇宙終焉の姿を明らかにしています。 本書は、これら最新宇宙論と天文学研究の最前線を、専門用語を使わず、わかりやすい文章と豊富な図解・写真で、誰でも体感できるように紹介。 「宇宙には始まりや終わりがあるのか?」「星の重量はどうやって計る?」といった素朴な疑問から、「ビッグバン理論」「インフレーション理論」などの最新理論までがラクラク理解できる格好の一冊。