「量子論」を楽しむ本
発売日
2000年04月03日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57390-8

「量子論」を楽しむ本
ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる!

著者 佐藤勝彦監修 《東京大学教授》
主な著作 「相対性理論」を楽しむ本』(PHP研究所)
税込価格 726円(本体価格660円)
内容 素粒子のしくみから宇宙創生までを解明する鍵となる物理法則「量子論」。本書ではそのポイントを平易な文章と図解を駆使して徹底解説。



 とても興味があるけれど、むずかしくて理解できない……そんな代表的なものが、アインシュタインが提唱した「相対性理論」だろう。ところが、現代物理学にはその相対性理論よりも難しく、奇妙で、なおかつとても面白い理論がある。それが「量子論」。

 一番身近な例をあげると、最近はほとんどの人が持っている携帯電話やパソコンのもっとも重要な部品ともいえる半導体チップの中を支配している法則である。こればかりではなく、素粒子などのミクロの世界に適用されるもので、人などの遺伝子など生物の構造や進化、そしてマクロの極限である宇宙の創生までを解明するとされている。

 本書は、その量子論のポイントが一目で理解できるように、図やイラストを多数使って初心者向けにわかりやすく解説した格好の入門書。最先端物理学の不思議な世界を手軽に味わうことができる。

 監修は宇宙物理学を世界的にリードしている東京大学の佐藤勝彦教授。文庫書き下ろし。

 ※2021年7月に価格変更しました