書籍

- 発売日
- 2001年06月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57571-1
おりょう残夢抄
著者 | 中津文彦著 《作家》 |
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主な著作 | 『闇の関ヶ原』(PHP研究所) |
税込価格 | 649円(本体価格590円) |
内容 | 坂本龍馬暗殺の真犯人は誰か? 妻おりょうがその真相解明に挑む。おりょうの波瀾の生涯を描きつつ、諸説を検証する歴史ミステリー。 |
坂本龍馬暗殺の真相を、妻おりょうの目を通して探る長編歴史ミステリーである。
慶応三年十二月九日、下関で暮らすおりょうのもとに、龍馬の突然の訃報が届く。この日から彼女の転変の日々が始まった。夫の死の真相究明を念じ、長崎から土佐、そして京へと住処を移す。女の身一つで生きて行かねばならず、苦労の末に死ぬ思いをすることもあった。そんな中、行く先々で、かつての同志たちが現われ、当時のことを様々に証言していくのである。遺留品のこと、藩内の事情や諸藩の思惑、そして犯人検挙の報まで。やがて明治の世も五年となり、文明開化が急速に進む頃、それまでに得た数々の証言が彼女の中で一本の線に繋がった。彼女はそれを確かめるべく、ある人物を訪ねて東京へと旅立つのである……。
夫を失って以後のおりょうの波瀾の生涯を辿りながら、幕末最大の謎といえる龍馬暗殺の真相を、諸説を検証しつつ解明していくエンタテインメント作品である。
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