書籍

- 発売日
- 2002年04月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57725-8
士魂の提督
伊東祐亨(すけゆき)
明治海軍の屋台骨を支えた男
著者 | 神川武利著 《作家》 |
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主な著作 | 『秋山真之』、『米内光政』(PHP研究所) |
税込価格 | 985円(本体価格895円) |
内容 | 日清戦争における連合艦隊司令長官をつとめた伊東祐亨。近代国家として立ち上がってゆく日本で、「侍魂」を貫いた武人の生涯を描く。 |
伊東祐亨(すけゆき)、明治史をある程度学んだ人でなければ、あまり聞きなれない名前の人物である。しかし、この人こそ、実戦面における、「真の日本海軍の父」と言っても過言ではない。なぜならば、日本海軍が初めて戦った大海戦、つまり日清戦争の「黄海海戦」における連合艦隊司令長官であり、その後の日露戦争での連合艦隊司令長官・東郷平八郎の指導者である。この人物の特徴は、何と言ってもその「武士道精神」にある。幕末・維新の風雲のなかで、この人は、幼いころから培った「サムライ魂」を、いかんなく発揮して、明治海軍の精神的風土を作った。それは、実戦の場においても活かされ、敵に対しても礼節を重んじる、日本の軍隊の姿を顕現した。このことは、日清戦争後に世界に報道され、日本に対する目を改めさせたのである。亡羊とした中に厳然とした心を宿す男の人生を、本書では、海軍をこよなく愛する著者が、熱く描写している。書き下ろし歴史小説
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