児玉源太郎
発売日
2004年07月23日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-63686-3

児玉源太郎
日露戦争における陸軍の頭脳

著者 神川武利著 《作家》
主な著作 秋山真之』(PHP研究所)
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 進んで降格人事を受け入れ、国の存亡を賭けた戦いに臨んだ、智勇兼備の参謀総長・児玉源太郎。その生涯を熱い筆で描く。



 領土拡大の野心をみなぎらせ、南下を続けるロシア。戦って、勝たなければ、日本もいずれ植民地化されることはまぬがれない。日露戦争とは、そういう戦争だった。絶対に負けられないギリギリの状況の中で、その陸戦の総指揮をとったのが、本書の主人公・児玉源太郎である。自らの使命に無私の精神で臨むとき、人間はどんな存在になれるか? 私欲のみを追求する今だからこそ顧みるべき、明治人の心を読む。