書籍

- 発売日
- 2003年01月27日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-62591-1
大警視・川路利良
日本の警察を創った男
著者 | 神川武利著 《作家》 |
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主な著作 | 『秋山真之(PHP文庫)』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,980円(本体価格1,800円) |
内容 | 明治草創期、日本に警察制度を確立し、「大警視」の称号でたたえられ続けている川路利良の生涯を描き上げる、長編歴史小説。 |
川路利良(かわじとしよし)は、名実ともに「日本の警察の父」である。世間一般で、水戸黄門といえば水戸光圀のことであるように、警察関係者の間では、大警視といえば川路のことであるのだ。彼は、薩摩藩の貧しい身分に生まれ、刻苦勉励して西郷隆盛に認められた。その理解の元で、日本の警察の母体となる「邏卒隊」を組織し、この育成にあたる。ところが、西郷は征韓論によって下野し、やがて西南の役を起こす。川路は、大恩ある西郷への私情を懊悩の上乗り越えて、官軍として、大義に生きることを選ぶ。この後、さらに警察制度の構築に邁進し、近代警察の形と魂を見事に創り上げた。その精神は、今も警察官の範とされている。本書は、その生涯を、元警察幹部であった著者が渾身の筆で綴った書き下ろし長編小説である。
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