世界遺産・封印されたミステリー
発売日
2002年07月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57770-8

世界遺産・封印されたミステリー
今なお解けない謎に迫る

著者 平川陽一著 《古代史研究家》
主な著作 超古代大陸文明の謎』(PHP研究所)
税込価格 734円(本体価格667円)
内容 世界各地に点在する世界遺産には、今なお解明できない謎が多い。マチュピチュ、始皇帝陵など、著名な遺跡に残されたミステリーを紹介。



 このところ静かなブームが続いている「世界遺産」。2001年末現在で、ユネスコ指定の世界遺産は721カ所を数え、ピラミッド・ナスカ地上絵などの世界的に有名なものから、日本の法隆寺・姫路城まで、歴史ファンや旅行ファンに様々な夢とロマンを提供し続けている。

 しかしその人気とは裏腹に、今なお解けない謎に包まれた遺跡や建造物は数多い。中国・始皇帝陵の兵馬俑の隊列は、なぜ東を向いて埋められているのか。メキシコ・パレンケ遺跡の棺のふたに、ロケット操縦士らしき人物が描かれている理由とは。イギリスのストーンヘンジは魔女の舞台なのか――などなど、世界遺産を楽しむことは、そうしたミステリーを楽しむこととさえいえるだろう。

 本書は、世界各地に分布する世界遺産のなかから、とくにミステリアスな謎や逸話に彩られたものを紹介する。ガイドブックが書かない意外な伝説や大胆な仮説も盛り込んだ、歴史ロマンの世界をディープに楽しめる本。