書籍

- 発売日
- 2003年06月02日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57970-2
私はいかにして「日本信徒」となったか
著者 | 呉善花著 《評論家》 |
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主な著作 | 『攘夷の韓国 開国の日本』(文藝春秋) |
税込価格 | 545円(本体価格495円) |
内容 | 「反日」韓国人が、学びの地として日本を選び、ベストセラー『スカートの風』を著し、日本定住を決意するまでに思い悩んだ魂の遍歴とは。 |
今から20年ほど前、アメリカ留学を志す一人の韓国人女性が、当時本国ではビザが取りにくかったため、日本を足場に渡米しようと、まず日本への留学を決意した。彼女が降り立った「悪の国・日本」の印象は、本国で学び、聞かされていたものとは違い、意外にも好感の持てるものだった。
勉学にいそしむ彼女に大きな転機が訪れた。来日して8年の歳月が経とうとしていた。ホステスとして働く韓国人女性に日本語を教えつつ、彼女たちの日本での生活を描いた『スカートの風』がベストセラーになり、一躍マスコミの寵児になったのである。しかし、本国での評判は必ずしも好意的ではなかった。いや、むしろ「母国の恥をさらした」として非難が集中、彼女は架空の存在であるとまでいわれた……。
そんな彼女がいつしか「悪の国」と刷り込まれていた日本での定住を考え始める。その間、彼女の胸に去来したものとは。日韓のはざまで揺れ動く魂の遍歴を綴った感動の半生記。
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