書籍

- 発売日
- 2003年07月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57982-5
戦争と人間
歴史が語る20の教訓
著者 | 森本哲郎著 《評論家》 |
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主な著作 | 『ことばへの旅』(PHP研究所) |
税込価格 | 776円(本体価格705円) |
内容 | 人類はなぜ戦争という愚行を繰り返すのか。スパルタ、モンゴル、十字軍など、歴史に“臨床例”を求めてその要因解明を試みた力作評論。 |
21世紀を迎えた今日、戦争やテロの恐怖はますます増大している。人類発生以来、絶えることのなかった「争い」の歴史。数多の経験則を積み上げながら、人間はなぜ「戦争」を放棄する英知を持ち得ないのか。
本書は、古今東西の歴史に“臨床例”を求め、戦争の根源的要因に解明のメスをふるった文明評論。ローマ帝国、スパルタ、カルタゴから始皇帝、モンゴル、インカ帝国まで、20の具体例をもとに戦争発生のメカニズムを読み解いていく。
とりわけ本書の特徴は、各項ごとの論旨を明確に掲げたことにある。スパルタの巻では<教育>、十字軍の巻は<文化衝突>、ヒトラーの巻は<宣伝>……のように、戦争という“怪物”の様々な性格や要素が見事に因数分解されて提示されるのである。
長年にわたり世界各地を旅し、実際に古戦場や帝国の遺跡にたたずみ、「戦争と人間」の問題を考察し続けてきた著者ならではの力作。著者撮影の貴重な写真も満載した好著である。
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