書籍

- 発売日
- 2008年08月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-67070-6
日本十六景
四季を旅する
著者 | 森本哲郎著 《評論家》 |
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主な著作 | 『生き方の研究』(PHP研究所) |
税込価格 | 713円(本体価格648円) |
内容 | 「思索する旅人」である著者が、春・夏・秋・冬それぞれの季節に各地を訪れ、深く日本を味わい、人生を考える。こころの旅である。 |
時代とともに季節感が薄れてきていると言われる。しかし今の日本でも、春・夏・秋・冬、いたる所で季節を感じることはできるのではないだろうか。
本書は、旅の思索家である著者が、十六の地方を訪ねる。「見果てぬ吉野」「空知川の岸辺」「柳しだるる柳川」「まぼろしの隠岐」「柳生の里」「宮島の秋」「越後の山里」「冬の日の伊良湖岬」などなど……。
人びとを旅に誘い出すのは、「空」ではないかと著者は言う。なぜなら、人間がさまざまな生を営み、人生ドラマを演じ、悲喜こもごもの歴史を綴ってきたのは、他ならぬ空の下だったからである。だが、機械文明の中で暮らす現代人は、空を仰ぐことをほとんど忘れてしまった。そんなことを思うとき、著者は、「山のあなたの空遠く」に出かけて、心を空にあずけ、あらためて人間の営みを顧みたいという衝動に強く動かされ、旅に出た。
それぞれの地に行き、季節に接し、歴史をたどり、人に思いを馳せ、人生を考える名紀行。
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