書籍

- 発売日
- 1999年01月28日
- 判 型
- A5判並製
- ISBN
- 978-4-569-60409-1
そもそも国家とは何か
日本の領土
著者 | 田久保忠衛著 《杏林大学社会科学部教授》 |
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主な著作 | 『戦略家ニクリン』(中公新書) |
税込価格 | 1,676円(本体価格1,524円) |
内容 | どのようにして日本の国境は決まったのか、なぜ領土問題が発生するのか??知っているつもりで知らなかった「領土」の不思議を図説。 |
北方四島の問題が進展しているのかどうか、一般の国民には見極めがつかない。また、誰が考えても日本の領土である竹島、尖閣諸島についても、韓国や中国に毅然とした態度を示せない。そうした背景には、戦後日本の異常さがつきまとう。すなわち、国家とは何か、主権とは何かの理解が固まっていないのである。 国家とは何か、主権とは何かが念頭にない人たちに、サッチャー元英首相がフォークランドに英国の大艦隊を派遣し、「国家としての名誉を守るため」に戦うと述べた意味がわからないのではないだろうか。いくらボーダーレスの時代になったとはいえ、サッチャーの気構えがなければ領土問題を国際司法裁判所に持ち込むキッカケもつくれないのである。 本書はそうした問題意識に基づいて、日本を取り巻く国境問題の背景、基本的な考え方を、一般の人々向けに、図表、写真を交え、また重要な用語には脚注を付けて平易にまとめてある。領土問題の確信に迫る一冊!
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