書籍
- 発売日
- 1999年07月21日
- 判 型
- B6判変型上製
- ISBN
- 978-4-569-60724-5
景気浮揚は夜の街から
著者 | 唐津 一著 邱 永漢著 |
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主な著作 | 『楽天家でなければ生きられない』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,257円(本体価格1,143円) |
内容 | アメリカの一人勝ち、ユーロ誕生の陰で、密かに復活の兆しがうかがえるアジア経済。21世紀は新生アジアと日本が世界経済の鍵を握る! |
日本人が他国の人々に比べて大金持ちであることは、まぎれもない事実である。にもかかわらず、多くの日本人が不安に怯えてお金を使わなくなっているところにこそ、今回の不況の原因がある。 いま日本に必要なのは、デパートやスーパーの売上げを伸ばすこと、旅行に行ったり飲み屋に行くのを奨励してお金が回るようにすることこそ、そして、それをやらせようと思えば、「お金は使っても大丈夫。使ったお金は回り回ってまた戻ってくる」と人々に信じさせることではないか。 そのためには、政府が先頭に立って国民が楽しくお金を使える工夫や演出をし、景気のバロメーターである夜の街を賑やかにすべきではないか。 生産が頭打ちになった日本においては、サービス産業が花形産業になる。情報も通信もサービス業だし、政治家もホステスもサービスでメシを食う商売である。そもそも日本人の気質にはサービス精神が根づいている。 要は、頭の切り換えである。
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