書籍
- 発売日
- 2000年10月20日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-61337-6
「ものづくり」は国家なり
日本・IT大国への道筋
著者 | 唐津 一著 《東海大学開発技術研究所教授、電通顧問》 |
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主な著作 | 『儲かるようにすれば儲かる』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | これからの日本が進むべき道はITを利用したものづくり大国であり、そのための人材育成が課題であるとする著者の日本・製造業立国論。 |
IT革命が産業・企業のあり方を根底から覆す中、「ものづくり」の現場を知り尽くす著者は、ITこそものづくり産業の新しい世界を拓く武器であり、「ITプラス製造業」こそ、最強の国家戦略であると説く。日本では依然、経済について悲観的な論調が世を覆っているが、一人あたりの所得水準はアメリカより上である。GDPは世界二位である。この素晴らしい経済をつくり出した原点は、ものをつくることから生み出される付加価値である。ものづくりの基本とも言える鉄は、鉄鉱石が日本に着いたとき1トン2000円。これを鉄板にすると1トン5万円。これで自動車をつくると1トン100万円になる。これが日本経済の原動力である。日本型経営は人本位の姿勢をとっており、また企業の永続性も原点として持っているため、技術が蓄積できるようになっている。これにスピード対応に優れたITエコノミーを加えれば21世紀の日本は必ず甦ると説く、著者渾身の一冊。
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