鬼平が「うまい」と言った江戸の味
発売日
1999年12月07日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-60895-2

鬼平が「うまい」と言った江戸の味

著者 逢坂 剛
北原亞以子
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 のっぺい汁、一本饂飩、軍鶏鍋など、池波正太郎もこよなく愛した極上の味、ここにあり! 名料理人によるレシピと珠玉のエッセイ集。



 鬼平料理を実際に作ってみたいと思っている方、そして池波作品に魅了されている方に名料理人によるレシピと珠玉のエッセイ集を贈ります。料理を手がけたのは、江戸料理の研究で知られる大塚「なべ屋」の主人、福田浩氏。エッセイを書いたのは、子供の頃から池波正太郎氏と顔なじみであった逢坂剛氏。江戸時代の人情ものに多くのファンを持つ北原亞以子氏。二人とも直木賞作家である。 鬼平がにぎり寿司を食べないわけ、また二人の作家が池波正太郎氏から教わったことなど、ほかでは聞けない話を満載。 さらに、鬼平が大好きだった小鍋だてほか、軍鶏鍋、筍飯、のっぺい汁、田螺とわけぎのぬた、蒟蒻と油揚げの白和えなど、現代の私たちが食べても、ほんとうにおいしい、旬の香り豊かな料理の作り方が、懇切丁寧に説明される。 池波正太郎「鬼平犯科帳」のファンはもちろんのこと、すべての食いしん坊に贈りたい、楽しいカラーの一冊である。