書籍

- 発売日
- 2014年11月05日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-62875-2
化土記(けとうき)
著者 | 北原亞以子著 《作家》 |
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主な著作 | 『傷 慶次郎縁側日記』(新潮文庫) |
税込価格 | 1,980円(本体価格1,800円) |
内容 | 老中・水野忠邦配下で改革推進派の栗橋伊織が殺された。それを聞いた兄は黒幕を突き止めようと動き出すが……。著者渾身の傑作時代小説。 |
構想20年――急逝した著者が遺した傑作長編!
老中・水野忠邦配下で、天保の改革推進派の幕臣・栗橋伊織が殺された。伊織の兄・雄太郎は、故あって廃嫡され、槇緑太郎という名で浪人生活を送っていたが、弟が死んだという噂を聞き、栗橋家に駆けつける。伊織の妻・花重は、かつて雄太郎の想い女だった。久しぶりの再会で、二人の間に秘めた想いが交錯する。
夫の無実を信じる妻、弟の死に陰謀の気配を感じ取った兄として、二人は伊織の理不尽な死の真相を確かめるため動き出す。そんな折、「伊織を斬った男は紀州藩邸にいる」という報せが……。
今は緑太郎として生きる雄太郎を慕う人々とともに、敵をおびき出す旅に出た二人が向かった先は、天保の改革で開拓が進む印旛沼。
見え隠れする妖怪こと、鳥居耀蔵の影。普請を命じられた男たちが印旛沼に結集するが、そこには「化土」が渦巻いていた――。
時代小説の名手が紡いだ長編時代小説、待望の書籍化。
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