書籍

- 発売日
- 2016年07月08日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-76599-0
こはだの鮓(すし)
著者 | 北原亞以子著 《作家》 |
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主な著作 | 『恋忘れ草』(文春文庫) |
税込価格 | 748円(本体価格680円) |
内容 | 「慶次郎縁側日記」シリーズ等で人気を博した著者の、書籍化されていない短編を発掘し、一冊にまとめた短編集。幻のデビュー作も収録。 |
誘惑に弱い男、不幸にしがみつく女――不器用な生き方しかできない者への温かい眼差しに溢れる時代小説短編集。
表題作の「こはだの鮓」は、江戸の浅草が舞台。作兵衛は、鮓売りの与七に、こはだの鮓を分けてもらい、小躍りするのだが……。
本所を舞台に職人の日常を描いた「たき火」「泥鰌」は、著者の代表作である『深川澪通り木戸番小屋』など、市井人情ものの源流とも言える作品。
高橋英樹主演でNHK時代劇になった「慶次郎縁側日記」シリーズの原作者としても有名な著者だが、急逝して3年。短編の名手であった著者の単行本未収録の作品集。
また本作では特別に、幻のデビュー作「ママは知らなかったのよ」と、新選組関連著作の原点とも言える読み物を収録している。
解説は文芸評論家の菊池仁氏。
文庫オリジナル。
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