書籍

- 発売日
- 2001年03月21日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-61544-8
地球文明の寿命
人類はいつまで「発展」を享受できるか
著者 | 松井孝典著 安田喜憲著 |
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主な著作 | 『地球の哲学』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,650円(本体価格1,500円) |
内容 | 地球史の中で、到達点に行きついた現代文明。自然を破壊・活用し尽くした人類の行方は? 気鋭の地球物理学者と古代文明史家が人間の行き方を問う。 |
21世紀、文明の課題は「環境問題」である。自然を破壊し地球資源を浪費して繁栄する現代文明は、エネルギー収支から換算すると、百年持たないという。
本書では、人類文明誕生以来の「自然と人間の関わり方」を読み解き、そこから人間が生き残るための文明のあり方を考える。
著者は文明を、エネルギー活用の違いから「フロー依存型とストック依存型」に分類する。フローとは太陽光や風、水等で、ストックとは石油や鉄鉱石など埋物資源である。古代文明のうち、フローに依存したエジプト文明、縄文文明は長寿だったが、ストックに頼り自然を積極的に加工したメソポタミア文明は急速に滅んでいく。そして現代文明はストックに頼りすぎ、それを得るために大規模な自然破壊を繰り返している。地球史始まって以来の凄い状況である。
人類存続への最後の手段として「生き方の思想」を大転換させ、フロー依存型文明に変わる事を解く、警世の対論。
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