「やせ願望」の精神病理
発売日
2001年04月13日
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品切れ重版未定
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-61589-9

「やせ願望」の精神病理
摂食障害からのメッセージ

著者 水島広子著 《精神科医、衆議院議員》
主な著作 『親子不全――<キレない>子どもの育て方』(講談社現代新書)
税込価格 726円(本体価格660円)
内容 やせたら人生がうまくいく――多くの女性が抱くやせ願望と、それが破綻して引き起こされる心の病の拒食症・過食症の病理を専門医が解説。

女性はやせている方が美しい、やせている人は自己コントロールができる有能な人――そんな価値観が支配する現代の日本で、拒食症や過食症(=摂食障害)という心の病に苦しむ女性たちが増えている。

 現在は衆議院議員として多方面で活躍中の著者は、日本ではまだ数少ない摂食障害専門の精神科医でもある。本書では、摂食障害はわがまま病、幼児期の親の育て方が悪いと子どもが摂食障害になるといった、この病気についての多くの誤解と偏見を正して、予防と治療のための正しい知識を提供する。また、親や恋人、配偶者など身近な他者と良い人間関係を築くことでストレスを軽減する、対人関係療法というユニークな治療法も紹介する。

 「女性らしさ」の呪縛にとらわれることなく、体型の違いも含めた多様な価値観を受け入れよう――摂食障害の人だけでなく、ダイエットに悩んで自分に自信をもてずにいる人たちに、心が楽になる自由な生き方を提案する一冊である。