子どもの頃、本当はこんなことを考えていた
発売日
2001年11月15日
判 型
小B6判上製
ISBN
978-4-569-61745-9

子どもの頃、本当はこんなことを考えていた
親が子を理解するために

著者 養老孟司
黒井 健
山極寿一著
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 子どもの頃から自然体で生きてきた各界著名人六名が自らの幼少時代から大人になるまでの生き方・考え方を綴るアンソロジー。



 大人はみんな、「子どもは大体のことをわかっている」ということに気づいていない。というより忘れてしまっている。人間は子どもから大人へ成長するにしたがって、煩わしいことにいつまでもこだわっていられないのかもしれない。「こだわり」「嫌なこと」は煩わしいこととして、どんどん忘れて成長していく。でも、子どもは、言葉でうまく自分の感情を表現できないだけで状況や相手のことをみんなわかっているのだということを──。本書は養老孟司(解剖学者)「自分の頭で考えるということ」、黒井健(絵本作家)「直感を大切にしよう」、山極寿一(霊長類学者)「誰もやっていないことをやってみよう」、原田龍二(俳優)「心の底から感謝しよう!」、クリスティーヌ・プレ(画家)「新しいことに挑戦しよう!」、馬場一雄(小児科)「青春の夢に忠実であれ」の各テーマで6名が自らの子ども時代をふりかえりながら、子どもの本当の心を伝える教育エッセイ。