奪はれた歴史
発売日
2001年08月07日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-61791-6

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奪はれた歴史
未来ある国家観の再生に向けて

著者 小堀桂一郎著 《明星大学教授、東京大学名誉教授》
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 われわれは未だ<奪はれた歴史>の中にある。東京裁判の呪縛が<戦後>を終わらせない。日本人が取り戻すべき国家観を問う。



 外圧に惑わされない自らの歴史観をいま、私たちは、どう築き上げるべきか。

 「歴史教科書」採択問題、「靖国参拝」問題――戦後、日本および日本人が曖昧にしてきた事の決着をつけるべき時がきている。著者の主張は明晰である。例えば、靖国参拝についてはこう述べる。「もし日本が間違いなく主権国家であるならば、内閣総理大臣が、そして天皇・皇后陛下が、靖国神社に公式参拝を果たされるのに何の遠慮も要らぬはずである。そこに参拝するかしないかは、完全に当事者の内面の問題であり、近隣諸国が如何に差出がましい干渉に及ぼうとも、気兼ねをしてはならない。それは翻って我が英霊を冒?する所業に当る」。本書は、第1章/奪はれた歴史・東京裁判を見直す。第2章/大いなる過誤・中華覇権主義を排す。第3章/漢奸の病理・国を売る者たちへ。第4章/「公」と「國」・靖国神社とは何か。第5章/戦後教育の陥穽・「新指導要領」への危惧から成る。国民必読の書。