「自分の力」を信じる思想
発売日
2001年09月14日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-61834-0

「自分の力」を信じる思想

著者 勢古浩爾著 《洋書輸入会社勤務》
主な著作 『わたしを認めよ!』(洋泉社)
税込価格 726円(本体価格660円)
内容 不安定な時代を生き抜くために今最も必要な「力」とは? 会社員であり思想家でもある著者が、最強の「自分の力」を示す。



 「勝ち組」に入ることだけを目指す生き方。競争ゲームから降りて、「自分らしい楽で自由な人生」を目指す生き方。だが実際はそのどちらかだけで生きていくことは不可能だ。ではいま私たちにはこれ以外の「ふつう」の生き方は残っていないのか?

 一会社員でもある著者が「ふつうの人」の視点から思索する中で行き着いたのは、「自分の力」で人生をまっとうする生き方。

 著者は言う。「自分の力」とは知力・体力・経済力が尽きたとき、最後に残っている唯一の力。信じることでそれは最強の力となり、人生をまっとうする力になる、と。

 本書では、究極の「仕事の意味」とは何か、自分の「二階」を持て、ほんとうの「まじめ」は最強である、生きる武器として「考え」よ、「勝敗」の力の思想を解体せよ……、「自分の力」をつける上で重要なテーマを真摯に考察。

 多発する犯罪・自殺、失業への怯え――厳しい時代に生き続けることの意味を問う頑張る勇気が湧く思想。