京都 四季の彩り
発売日
2003年02月19日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-62686-4

京都 四季の彩り

著者 岡田正人著 《写真家》
主な著作 蒼狼の剣』(PHP研究所)
税込価格 2,750円(本体価格2,500円)
内容 『PHP』誌に好評連載されていた「京の色」を一冊にまとめ、そこに季節の詩や俳句、名文を添えて新たな世界を作り上げました。



 日本人がこよなく愛し、どこかあこがれの地でもある京都。年間を通じてさまざまな風景と彩りを見せるこの土地は、神社仏閣だけでなく、小さな露地や四季それぞれに咲き誇る花も、その魅力の一端を担っている。

 が、住んでいる人はそうした四季のうつろいを感じられるだろうが、観光ではなかなか難しい。そんなとき、本書を紐解いてほしい。この本は、日本人の原風景ともいえるべき京都を色彩と四季の花々で綴った写真集になっている。

 朱色があでやかな紅葉、曼珠沙華。桜や桃、青く輝く砂地、川面。そして高貴な紫にけぶる杜若の波。春や秋の赴きや夏と冬の厳しさもすべて凝縮して一冊にまとめた。

 また、その色や花にちなんだ名句や名歌を添え、見て堪能し、読んで感動するというまさに「書斎からできる京都旅行」となっている。

 写真は、新鋭・岡田正人氏。京都市内をくまなくまわる岡田氏ならではの彩りあふれる京都を共感できる、美麗な本。