蒼狼の剣
発売日
2002年05月15日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-62188-3

グラフィックス新選組
蒼狼の剣

著者 山村竜也文 《作家》
岡田正人写真
主な著作 目からウロコの幕末維新』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 幕末という時代に、ひときわ強く鮮烈な光を放った新選組。彼らの生きざまをエピソードと美麗な写真で綴る、イマジネーションブック。



 徳川幕府が終焉をむかえる幕末にあって、その幕府のために一命を賭して闘う剣客集団があった。

 新選組という名のその集団は、時代の流れに抗いつつ、わずかな年月で霧散してしまった、歴史の上からみると小さな存在だが、その姿は今も人々の心をひきつけている。

 本書は、新選組誕生から有名な池田屋事件、隊の内部でおこった知られざるエピソードを、新選組研究の第一人者である著者が読みやすく簡潔にまとめた好著。また、幕末の史蹟は、現代の風景に埋もれてしまい、すでに当時の雰囲気を伝えることは難しい。そこで内容にあったカラー写真を随所に添えた。春の桜にはじまり、蓮、紅葉、山茶花などさまざまな花と風景で新選組の四季を再現した。

 読む人それぞれが持つ新選組のイメージを、十分に伝える本書は、新選組ファンにもそうでない人にも楽しんでいただけるビジュアルブックとなっている。

 この本で自分なりの新選組を探してみては?