書籍

- 発売日
- 2003年12月10日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-63291-9
楊家将(下)
著者 | 北方謙三著 《作家》 |
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主な著作 | 『三国志』(角川春樹事務所) |
税込価格 | 1,650円(本体価格1,500円) |
内容 | 『三国志』『水滸伝』を凌駕する物語があった! 宋の楊業と遼の「白き狼」、両将軍の熱き闘いを描いた北方『楊家将』いよいよ感動の後編。 |
国境を挟んで、宋と遼二国の間は一触即発の状態に。宋の北辺を守る楊一族の前に、「白き狼」と呼ばれる男が立ちはだかる。遼の名将・耶律休哥――白い毛をたなびかせて北の土漠を疾駆するこの男は、遼軍一の武将として恐れられていた。意のままに動く赤騎兵を率いて楊家軍を翻弄する「白き狼」。刃を交えた楊家の六郎延昭は、その恐ろしさを訥々と語る。
楊一族を苦しめたのは敵将ばかりではない。力はあっても新参者の軍人・楊業に対し、宋軍生え抜きの将軍、文官たちが、様々な難題を突きつける。内なる戦いも始まっていたのだ。
いざ、決戦の秋! 運命に導かれるようにして戦場に向かう男たち。天はいずれに味方するのか。滅びゆく者たちの叫びが急峻な谷間にこだまする。最後の場面のために、それまでの八百五十枚がある、と思わせるほどの感動のクライマックス。
宋代末が舞台の『水滸伝』を彩る人物の祖先も登場し、『水滸伝』序曲としても存分に楽しめる。
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