[マンガ]超ひも理論
発売日
2004年02月04日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-63497-5

世界で一番わかりやすい!
[マンガ]超ひも理論

著者 広瀬立成原作 《早稲田大学理工総合研究センター客員教授》
大谷匠司マンガ
主な著作 [入門]超ひも理論』(PHP研究所)
税込価格 1,100円(本体価格1,000円)
内容 アインシュタインも果たせなかった自然界の四つの力の統一を可能にし、「物理学の最終理論」とも言われる理論をマンガでやさしく解説。



 「この世のすべてのものは振動するひもから出来ている」。この驚くべき発想がいま物理学に革命を起こしている。これまでの物理の常識では、物質の最小単位は粒であり、それは素粒子と呼ばれてきた。しかし最新の「超ひも理論」によれば、その素粒子さえも振動する一本のひもの異なる姿であるという。

 超ひも理論の画期的な点の一つは、自然界に存在する四つの力をすべて統一できることである。アインシュタインも成し得なかったこの偉業を、超ひも理論は少なくとも理論的には達成したのである。また、これまで互いに相容れるところのなかった相対性理論と量子力学の間の壁を崩したことも大きな成果であり、まさに物理学の最終理論と言うにふさわしい大革命なのである。

 本書は難解なこの理論をストーリーマンガでわかりやすく解説した。数式が嫌いという文科系の人でも楽しく読め、3人の個性的なキャラクターが摩訶不思議な10次元の世界へ案内してくれる。