書籍

- 発売日
- 2005年07月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-63524-8
中国は社会主義で幸せになったのか
著者 | 北村稔著 《立命館大学文学部教授》 |
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主な著作 | 『「南京事件」の探究』(文春新書) |
税込価格 | 792円(本体価格720円) |
内容 | 中国人はそもそも共産党を必要としていたのだろうか? 「社会主義の衣を着た封建王朝」にすぎない現代中国の悲劇を実証的に解明する。 |
万人に幸せをもたらす真に豊かで平等な理想社会……中国共産党が歩んだ社会主義革命への道は、目標とは似ても似つかぬ大悲劇を招いてしまった。文化大革命は民衆に夥しい犠牲者を生んだ。改革開放が進んだのちも官僚の汚職が蔓延し、農民への搾取が横行する悲惨な現況。伝統的抑圧からの解放をめざしたはずの共産党は、むしろ伝統の申し子だったのではないか。
中華人民共和国は「社会主義の衣を着た封建王朝」――本書が引導を渡す。変わりたくても変われない、逃れようのない<悲劇>への哀悼歌。
[本書のポイント]中国共産党は打倒封建の目標を達成できたのか?/抗日の主役はほんとうに毛沢東なのか?/文化大革命の真意とは?/社会主義は中国で有効に機能しているのか?/清末から孫文の興した国民党にいたるまで、最初から改革開放をめざしていたのではないか?/だとすれば共産党体制ではなくてもよかったのではないか?/中国人は幸福になれるのか?
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