和みの百色
発売日
2005年05月16日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-64197-3

日本の四季を彩る
和みの百色

著者 吉岡幸雄著 《染師》
主な著作 [コンパクト版]色の歴史手帖』、『京都人の舌つづみ』(PHP研究所)
税込価格 1,980円(本体価格1,800円)
内容 古代草木染めの第一人者は古都の四季の移ろいを語り、日本人の心象風景を色と共に味わいながら、日本の美しい百色を紹介する。



 自然とともに生み出してきた、日本の美しい色は、これまでに千以上にものぼるかもしれません。その中から季節に合わせて、百色を古代草木染めの第一人者・吉岡幸雄が四季の移ろいを語り、日本人の心象風景を色と共に味わい再現すると、……。

 春・紅梅色 こうばいいろ・鶯色 うぐいすいろ・菜の花色 なのはないろ・桃染色 ももぞめいろ・萌木色 もえぎいろ/夏・蓬色 よもぎいろ・露草色 つゆくさいろ・若竹色 わかたけいろ・青紅葉色 あおもみじいろ・杜若色 かきつばたいろ/秋・空色 そらいろ・柿渋色 かきしぶいろ・刈安色 かりやすいろ・桔梗色 ききょういろ・女郎花色 おみなえしいろ/冬・常磐色 ときわいろ・朱色 しゅいろ・青竹色 あおたけいろ・檜皮色 ひわだいろ・支子色 くちなしいろ……本書は美しい名にふさわしい日本の色を新たに染め出し、再編集した「古の染め色」図鑑でもある。