書籍

- 発売日
- 2006年04月24日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-64766-1
日本文明の興廃
いま岐路に立つこの国
著者 | 中西輝政著 《京都大学教授》 |
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主な著作 | 『大英帝国衰亡史』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,870円(本体価格1,700円) |
内容 | 正しい国家観、歴史観、世界観とは何か。戦後の弊害と新たな希望がないまぜになった現状を切りひらくために必読の渾身の論考。 |
いま日本は大きな歴史の曲がり角に立っている。皇室典範改正問題に象徴されるように、国家観の基軸が大きくぶれ始めている、いまこの時。戦後六十年を経て、「あの戦争」の歴史的評価が動きはじめている、いまこの時。そして、中国の覇権的姿勢や謀略的外交工作が明らかになり、差し迫った安全保障的危機が明白になりつつある、いまこの時……。
この危機は、まさに日本文明が、いま正に岐路にあるからこそ噴出している諸問題であると、著者は説く。この岐路で、日本文明はもう一度蘇り、興隆期への道を開けるのか。はたまた、ここで大きな「歴史的陥没期」に落ち込んでいって、日本文明が最後のエネルギーを失ってしまい、国としての存立の可能性すら失うのか。まさにいま、日本人がいかなる選択を重ねるかが問われている。
この大局観を出発点として、国家観、歴史観、世界観の三つの視点から日本の歩むべき道を論じる、いま必読の渾身の一冊である。
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