書籍

- 発売日
- 2020年09月03日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-84703-0
アジアをめぐる大国興亡史 1902-1972
中西輝政古稀記念論集
著者 | 中西輝政編著 《京都大学名誉教授》 |
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主な著作 | 『日本人として知っておきたい「世界激変」の行方』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,980円(本体価格1,800円) |
内容 | 第一次世界大戦後から第二次大戦後まで、アジアにおいて列強各国はどのような思惑と論理で行動したのか。壮大なスケールで分析する。 |
英米の覇権交代、共産主義のアジア進出、日本の敗北と復興。そして米中接近の時代へ――。イギリス、アメリカ、フランス、ロシア、ドイツ、そして日本。列強各国はいかなる思惑と戦略によって動き、歴史を動かしたのか。
本書が対象期間とする1902年から1972年における大きな背景の一つは、イギリスの「アジアからの撤退」である。つまり「光栄ある孤立」を脱して日英同盟(1902年)を結び、日中米を操作しつつアジアでの帝国の維持に踏み切ったときから、それを最終的に諦めて撤退を決意し、ニクソン訪中(1972年)という次の数十年、アジアの国際秩序を規定することになる劇的な出来事とちょうど時を同じくした「アジアにおける大英帝国の消滅」までを一つの時代として見る試みである。
かつてないほどアジアが変化した70年間の歴史潮流を学び、今後を予測して平和構築に生かすために。中西輝政氏と門下生による近代史・外交論の英知が編まれた一冊。
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