書籍

- 発売日
- 2005年05月02日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66392-0
近未来ノベル
東京大津波
東海・東南海連鎖地震、ついに発生す!
著者 | 柘植久慶著 《作家》 |
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主な著作 | 『テロリストが東京を襲う日』(PHP研究所) |
税込価格 | 649円(本体価格590円) |
内容 | スマトラ沖地震クラスの大津波が突如、東京を襲った! 壊滅する首都、逃げ惑う群集……。未曾有の大災害を想定した迫真の近未来小説。 |
「新橋と銀座が水没した!」
全身ずぶ濡れの男女が震える声で告げると、思わず秋川の背筋が寒くなった。新橋から日本橋にかけて高さ数メートルの浸水があった場合、とてつもない数の地下鉄の路線がまともに影響を受けるはずである。
「日比谷線、銀座線、丸ノ内線、千代田線、都営浅草線、大江戸線、有楽町線、東西線、都営新宿線、都営三田線……ほとんどがやられるぞ!」。休日ダイヤとは言っても、50本や60本の電車が地下で水没する事を意味している。乗客が助かる可能性など、ほとんど考えられなかった――。
200X年3月、震度7強を記録した東海・東南海連鎖地震は、次の瞬間、10メートルを遥かに越える“大津波”に姿を変えて、日本の太平洋沿岸を蹂躙していく。
崩壊する街、逃げ惑う群集、悪化していく治安……。水に飲み込まれた大都市の恐怖を克明に描き、想定される未曾有の大災害に警鐘を鳴らした衝撃の近未来小説。
文庫書き下ろし。
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