日本の攻城戦55
発売日
2015年10月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76422-1

日本の攻城戦55

著者 柘植久慶著 《作家》
主な著作 富士山大噴火』、『大災害からの生存術』(PHP研究所)
税込価格 880円(本体価格800円)
内容 日本に名城は数あれど、実際に合戦が行われた城は意外に少ない。野戦に匹敵する攻城戦の醍醐味を、日本史から55例を厳選して紹介!



 城を攻める、城を守る――これほど武力と知力を尽くした戦闘はない。

 本書では、北海道から九州まで、戦闘的に見るべきものがあった55の攻城戦を厳選。外国での従軍経験もあり、実際に各地の戦闘地を歩いた著者が、独自の視点から名将たちの戦術・戦略をわかりやすく解説する。

 <五稜郭>旧幕府軍対明治新政府軍 <忍城>成田親泰対石田三成 <小田原城>北条氏直対豊臣秀吉 <上田城>真田昌幸対徳川秀忠 <野田城>菅沼貞盈対武田信玄 <大坂城>豊臣秀頼対徳川家康 <千早・赤坂城>楠木正成対鎌倉幕府軍 <有岡城>荒木村重対織田信長 <月山富田城>尼子義久対毛利元就 <原城>切支丹対幕府軍など、歴史上の人物たちはどのように決意し、どのように戦い抜いたのか、城郭の配置や地形、兵力差や戦力差などから読み解く。

 今も雄姿を見せる会津若松城や犬山城、美しい遺構の残る岩村城や月山富田城など、図版や写真満載で紹介する。

 文庫書き下ろし。