書籍

- 発売日
- 2005年07月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66423-1
おもしろくて、ありがたい
著者 | 池波正太郎著 《作家》 |
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主な著作 | 『鬼平犯科帳』(文春文庫) |
税込価格 | 628円(本体価格571円) |
内容 | 国民的作家・池波正太郎の作品群から言葉を精選して編んだ箴言集をついに文庫化! 人間を知り尽くした男の味わい深い名言に沈思する。 |
人は、死ぬところに向かって生きている――人間を“有限の生命体”と捉え、絶えず、生きることの“はかなさ”と“おもしろさ”を作品に刻み続けた池波正太郎。従来の時代小説ファンのみならず、じつに広範な読者の心を魅了した池波作品は、現代においても多くの人に支持され続けている。
本書は、池波正太郎の残した膨大な小説・エッセイ群の中から、「人生と処世」「男と女」「歴史のドラマに学ぶ」など、テーマ別に言葉を選りすぐって編んだ箴言集。
「人は、おのれの変わり様に気づかぬものよ。なれど、余人の変化は見のがさぬ」(『真田太平記 十』)「ともあれ、人間というものは、辻褄の合わねえ生きものでございますから」(『剣客商売/浮沈』)「人のこころの奥底には、おのれでさえわからぬ魔物が棲んでいるものだ」(『鬼平犯科帳 十』)など、人間の心の奥底を知った男だから言える、味わい深いことば。そこに人間の本質を見出すことができる。
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