長宗我部盛親(ちょうそかべもりちか)
大坂の陣に散った悲運の名将
四国の覇者・長宗我部元親の四男であり、家督を継いだ盛親。関ヶ原で敗れるも、再起を賭けて大坂の陣に挑んだ悲運の名将の生涯を描く。
- 税込価格
- 713円(本体価格648円)
- 発売日
- 2007年05月01日
- 判型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66833-8

Content
「関ヶ原の無念、今こそはらす!」――。
四国の覇者・長宗我部元親の四男、長我宗部盛親。長兄が戦死し二人の兄を差し置いて土佐二十二万石の跡継ぎとなった盛親は、父と共に朝鮮出兵などに参加、合戦の経験を積む。そんな中、父・元親が死去、翌年に関ヶ原の戦いがおこる。
西軍に組することとなった盛親は、六千五百の軍勢を率いて出陣する。しかし前方に布陣した吉川勢の裏切りで、十分な戦闘を行うことなく敗走、さらに戦後処理によって、一介の浪人に貶められてしまう。
ところが不遇をかこつ彼に、ひとりの密使がある要請を告げにくる。「東西手切れの場合、ぜひ大坂城に入城してもらいたい」。
要請を受けた盛親のもとに次々と駆けつける土佐の旧臣たち。こうして多くの男たちの野望をのせて、戦国最後の戦いの幕があがるのだった。
たった一度の敗戦ですべてを失った男が、己のプライドを賭けて大坂の陣に挑む歴史人物小説。
文庫書き下ろし。
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