書籍

- 発売日
- 2007年07月02日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66876-5
天孫降臨の謎
『日本書紀』が封印した真実の歴史
著者 | 関裕二著 《歴史作家、古代史研究家》 |
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主な著作 | 『大化改新の謎』、『壬申の乱の謎』(PHP研究所) |
税込価格 | 692円(本体価格629円) |
内容 | 天孫降臨は荒唐無稽な話だ。しかし、そう簡単には片づけられない謎が、日本の神話には残されている。『日本書紀』に隠された謎に迫る! |
天孫降臨は、たしかな事実である……。こう切り出せば、多くの人は「そんな馬鹿な」といぶかしがることであろう。「神話」は絵空事であったとする、現在の常識的な理解からすれば、皇祖神・天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫が、高天原から日向(ひむか、宮崎県)の高千穂峰に舞い降りてきたという話を信じろ、というほうが無理な話なのである。
しかし、そう簡単には片づけられない「謎」が、神話には残されている、と著者はいう。
『日本書紀』を編纂した八世紀の朝廷が、天孫降臨の地を、なぜ南九州に求めたのか? ヤマトの政権はもっとほかの場所からやってきたのだが、それを隠匿する必要があって、南九州を選んだのではないか? そもそも南九州は皇祖神の「夷テキ」の地である。そのまっただ中に「天孫が降臨」する必要があったのか? いったい「天孫降臨」に秘められた真実とは?
気鋭の歴史作家が「建国神話に隠された真実」を大胆に読み解く。
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