文蔵 2009.9
発売日
2009年09月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67206-9

文蔵 2009.9

著者 PHP文庫「文蔵」編集部編
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 【特集】「横浜&鎌倉」を小説で楽しむ ◎インタビュー 紀田順一郎/浅倉卓弥 ほか 【連載小説】原田マハ「インディペンデンス・デイ」/山本弘「去年はいい年になるだろう」/小路幸也「ラプソディ・イン・ラブ」 ほか



 【特集】「横浜・鎌倉」文学散歩 [横浜]ノスタルジック&自由な気風が味わえる作品の数々 ◎インタビュー 紀田順一郎 [文学散歩&ブックガイド]元町・中華街近辺に文学の香りを求めて/港町の散策が楽しくなる10冊 ◎小説で読む「150年前のヨコハマ」 [鎌倉]物語の舞台としての魅力は、「妖しさ」「特異さ」 ◎インタビュー 浅倉卓弥 [文学散歩&ブックガイド]文豪たちが愛した、海と山に包まれた古都/歴史ロマンを深く味わう10冊 ◎小説で読む「鎌倉武士の生き様」

 【新連載小説】
●動乱の幕末、闇の結社と伊達藩の策謀を描く、歴史ミステリー小説! 
●加治将一 倒幕の紋章[闇の番人篇]1人斬り

 【連載小説】
●宮部みゆき 桜ほうさら(7)
●小路幸也 入道雲~ラプソディ・イン・ラブ(3)~
●仙川 環 待ち伏せ~人体工場(4)~
●山本幸久 一宿一飯の恩義~ジンリキシャングリラ(10)~
●江上 剛 行商人暮らし~成り上がり──安田善次郎伝(9)~
●香納諒一 生い立ち~熱愛(11)~
●火坂雅志 大仏炎上 その五~鬼神の如く(24)~
●山本一力 焼津節 その三十五~献残屋佐吉御用帖(35)~
●山本 弘 確かなもの~去年はいい年になるだろう(終)~
●中村彰彦 ふたたび江戸へ~花ならば花咲かん(18)~
●原田マハ 川面を渡る風~インディペンデンス・デイ(終)~
●高橋克彦 風の陣 その二~風の陣[裂心篇](23)~

 【話題の著者に聞く】
●田牧大和『緋色からくり』 一癖ある人物を描くのが好きなんです

 【連載ノンフィクション】
●平山 讓 大優勝旗のかわりに(三)~逆風の人々~
●百田尚樹 フライ級三羽烏 闘拳伝説──ファイティング原田とその時代(5)

 【連載エッセイ】
●熊谷達也 小説家の生態 日本人の貌(17)
●鹿島 茂 ヴァントゥイユの小楽節~『失われた時を求めて』を完読する(21)~
●石原千秋 紙の上の出来事~多和田葉子「時差」~この名作を知っていますか──近代小説の愉しみ(11)~
●竹内一郎 「判断」に欺かれるとき~ここ一番に強い人(6)~
●佐藤幹夫 高等学校で起きている悩ましい事態~「生きづらさ」を抱えた人たち──「発達障害」という窓から(2)~

 【連載講座】
●佐藤 優 聞き上手~佐藤優に学ぶ「人たらしの極意」──生き残りの流儀(8)~