文蔵 2009.11
発売日
2009年11月02日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67208-3

文蔵 2009.11

著者 PHP文庫「文蔵」編集部編
税込価格 681円(本体価格619円)
内容 【特集】「坂の上の雲」で味わう人間ドラマ ◎インタビュー 福井晴敏/佐藤賢一 ほか 【連載小説】浅倉卓弥「されこうべ」/大倉崇裕「白虹」/小路幸也「ラプソディ・イン・ラブ」 ほか



 【特集】人間ドラマとしての『坂の上の雲』
●◎インタビュー 福井晴敏 価値観のぶつかり合いが、大きな枠組みのドラマを生む
●◎インタビュー 佐藤賢一 友達の話をするように、歴史小説を書くということ
●◎インタビュー 杏 「一日一日を大切に生きよう」という力がもらえる
●【ビジュアル・ガイド】好古・真之・子規 ひと目でわかる三人の生涯
●六つのキーワードで“読みどころ”に迫る…江坂 彰【青春】【友情】【運と不運】【胆力】【使命感】【賢と愚】
●男たちの故郷、松山をゆく
●司馬遼太郎記念館・企画展「『坂の上の雲』が書かれた書斎風景とその時代」を訪ねて
●【コラム】併せて読みたい!「明治」が見えてくる6冊の小説

 【好評連載小説】
●宮部みゆき「桜ほうさら」(9)

 【連載小説】
●浅倉卓弥 髭切り~「されこうべ」(2)
●大倉崇裕 下山~「白虹」(2)
●小路幸也 蝉時雨~「ラプソディ・イン・ラブ」(5)
●加治将一 龍馬の目覚め~「倒幕の紋章[闇の番人篇]」(3)
●仙川 環 心変わり~「人体工場」(6)
●江上 剛 両替商修行~「成り上がり―安田善次郎伝」(11)
●山本幸久 おとなの階段~「ジンリキシャングリラ」(12)
●香納諒一 ジグソーパズル~「熱愛」(13)
●中村彰彦 記名血判~「花ならば花咲かん」(20)
●高橋克彦 風の陣~「その四 風の陣[裂心篇]」(25)
●火坂雅志 信長上洛~「鬼神の如く」(26)

 【新連載エッセイ】
●茂木健一郎 言葉と測りあうために―心と脳に効く名言~「この酒を飲んだら」(1)

 【連載ノンフィクション】
●河合香織 日曜午前九時 ニートの「週末」~「ウィークエンド」(2)
●平山 讓 ラストゲーム~「逆風の人々」(終)
●百田尚樹 マルスが去った~「闘拳伝説・ファイティング原田とその時代」(7)

 【連載エッセイ】
●熊谷達也 日本列島の貌~「日本人の貌」(19)
●鹿島 茂 恋の取り違え~「『失われた時を求めて』を完読する」(23)
●竹内一郎 山本五十六に学ぶ二つのこと~「ここ一番に強い人」(8)
●佐藤幹夫 富山大学でのトータルコミュニケーション支援(1)~「「生きづらさ」を抱えた人たち――「発達障害」という窓から」(4)

 【連載講座】
●佐藤 優 相手についている「見えない値札」を見抜く~「佐藤優に学ぶ「人たらしの極意」――生き残りの流儀」(10)