日露戦争物語 3
発売日
2010年04月09日
判 型
文庫判並製
ISBN
978-4-569-67431-5

日露戦争物語 3
断金の友篇

著者 江川達也著 《漫画家》
税込価格 713円(本体価格648円)
内容 東大予備門に入学した秋山淳五郎真之。綺羅星の如く集まる秀才たちからの刺激の中で、淳五郎が選んだ道は海軍兵学校入学であった!!



 秋山真之、正岡子規、南方熊楠は、三人とも東大予備門に合格。しかし、真之は「この学校で教えとることは西洋のサルまねじゃーっ!! 学問はのー自分の頭で考えることが大切なんじゃー、この学校の試験なんぞ、デキたらデキただけ、自分がアホじゃ言うとるようなもんぞな、ボケー!!」と言い放ち、退学届けを提出してしまう。勢い込んで飛び出したものの、いかんせんお金がない……そんな折、真之の眼前に飛び込んで来たのは、海軍兵学校の門であった───約300の小国(藩)を武力統一し、近代国家への道を歩みだした日本政府は、1869年、東京・築地に海軍兵学校を設立。日本全国から優秀な若者を選抜し、日本海軍を背負って立つ、有能な士官を育成することにしていたのだ。後に、日本海海戦作戦参謀となる男・秋山真之の波乱と数奇に満ちた人生を描く歴史漫画巨編、ますます絶好調の第三集!!