重大事件未解決ミステリー
発売日
2013年05月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67980-8

平成日本を震撼させた
重大事件未解決ミステリー

著者 グループSKIT編著
主な著作 未解決事件71』(PHP研究所)
税込価格 734円(本体価格667円)
内容 情報網が発達した現代、顔の見えない犯人や不可思議な事件は急増している! 平成の四半世紀の歴史を重大事件の推理によって振り返る。



 平成も四半世紀が過ぎようとしている。この間、55年体制の崩壊と政権交代、バブル経済の破綻と「失われた20年」。そして、阪神・淡路大震災と東日本大震災……。

 これらの変化により、地下鉄サリン事件や秋葉原無差別殺傷事件など、今まであまり見られなかった多くの人々を無差別に傷つける事件や、神戸連続児童殺傷事件など、動機が不明な少年事件も目立つようになってきた。

 また、PC遠隔操作事件のように、被害者どころか自分が加害者にされる可能性もあるのが、今という時代だ。犯罪の「数」こそ減っているが、「質」が変わってきている。

 本書は、「なぜ被害者家族の訴えは警察に届かなかったのか」「犯人の本当の動機は何だったのか」など、重大事件に隠された未解決の謎に焦点を当て、考察する。

 「現代の犯罪」から完全に逃れるのは難しい。だが、知識がある人とない人とでは危機管理に大きく差が出るだろう。平成という時代を安全に生きぬくための一冊。