パトロールカーのパトくん
発売日
2000年03月16日
判 型
B5判変型上製
ISBN
978-4-569-68217-4

パトロールカーのパトくん

著者 砂田 弘作
草間俊行絵
主な著作 しょうぼうじどうしゃはしごくん』(PHP研究所)
税込価格 1,100円(本体価格1,000円)
内容 パトカーのパトくんのことをかっこいいといってくれたユウくんが行方不明になってしまいました。パトくんはすぐにかけつけます。



 PHPのりものえほんシリーズの新しい一冊です。

 みどりまち警察のパトロールカー、パトくんは、町の人たちが自分をきらっているのではないかと思っていました。なぜなら、パトくんが出動するのは、交通事故や盗難事件のときなど、いつも何かよくないことがおこったときだからです。現場にいくと、町の人たちはこわいものを見るような顔で自分のことを見る、とパトくんは思っていました。

 でも、みどり幼稚園の年長さんの、ゆうくんはちがいました。「パトカーって、かっこいいな」といってくれたのです。パトくんは、とてもうれしくなりました。

 ところがある日、そのゆうくんが公園で遊んでいて、きゅうに見えなくなったと、おかあさんから警察に電話がありました。男のおまわりさん、女のおまわりさんといっしょに、パトくんは出動しました……。

 乗り物のすきな子にはたいへん魅力のある一冊です。