書籍

- 発売日
- 2002年05月01日
- 判 型
- A5判上製
- ISBN
- 978-4-569-68333-1
その夏 ぼくらがしたこと
著者 | 内海隆一郎作 狩野富貴子絵 |
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主な著作 | 『みんなの木かげ』、『みどりいろの風』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,375円(本体価格1,250円) |
内容 | 保育園の庭の大きな木。そこで、小4のぼくは不思議なおじいさんに出会った。おじいさんが、ぼくに教えてくれた大切なこととは……。 |
悲しいことがあると訪ねる保育園のケヤキの木とツリーハウス。小4になっても弱虫のぼくは、ことあるごとにそこをおとずれる。でも、そこに懐かしさを覚えるのは、ぼくだけではない。ケヤキの木とツリーハウスは、昔から地域の人に愛され、守られてきた場所なのだ。
ところが、そんな憩いの場に突然、福祉施設建設の話が持ち上がった。
「あの大切なケヤキの木は……「思い出のツリーハウスは……」人びとの思いを置き去りにして、建設計画は進んでいく。
弱虫のぼくも、じっとしている訳にはいかなくなった。いじめっこたちとも協力して、ぼくは子どもたちでできる「ケヤキを守る会」を立ち上げた。ぼくたちは懸命に署名を集めた。夏休みが終わり、始業式にぼくたちは市長さんに署名を届けに行く……。
弱虫でいじめられっこだった「ぼく」が、ケヤキを守る運動に参加することで、自分の意見を言える逞しい少年に成長していく姿を感動的に描写した物語。
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